呑気症のお悩みを解消するおなかのゴロゴロ対策

呑気症でお悩みの方は多いようです。かくいう私(miwa)も若いころからオナラで悩んできました。
しかしこの呑気症というのは科学的根拠がないことがわかってきました。
では何が原因でおなかがゴロゴロするのでしょうか。

オナラは深刻な問題を引き起こす!

おなかがゴロゴロしてオナラがたくさん出ることがありますね。
腸内で発生するガスは肛門から出るとオナラになります。このオナラの問題は笑い事ではなく、大変深刻な事態になることがあります。
先日、NHKテレビで腸内ガスがたくさん発生するCIPOという難病のために腸を切除した女医さんが、ストーマ装着のまま水着姿で写真撮影する様子が紹介されました。
CIPOという難病は主に小腸の中で大量のガスが発生して膨満感や嘔吐、腹痛、下痢などの症状が出ます。
原因不明のため重症化すると先の女医さんのように外科手術で腸を切除することが多いようですが、術後の経過は良くありません。

おなかがゴロゴロするのは呑気症ではない?

CIPOのように大量のガスで腸管が拡張するような場合はさすがに呑んだ空気が原因とは考えないようです。
それではこのガスはどこから来たのでしょうか。それは腸内細菌がつくるのです。
小腸にも腸内細菌が少ないですが住んでいます。一方エサとなる食べ物は大腸よりもふんだんにあります。
小腸には腸内細菌に栄養を横取りされない機構が用意されているのですが、CIPOの場合はこの仕組みがうまくいかずに、ヒトが消化吸収する前に腸内細菌が横取りして食べてしまい、その結果大量のガスを発生していると考えられるのです。
実はこのようなことはCIPOでなくてもたいていの人にも起こっています。

小腸にいる腸内細菌を減らすには

小腸にいる腸内細菌に食べ物を横取りされないようにするにはどうすればいいでしょうか。
一つは小腸に腸内細菌がいないようにすることです。全くゼロにすることはできませんが、もともと小腸には腸内をクリーニングする仕組み(MMC)があります。
これはちょうど歯磨き粉のチューブを絞り出すように小腸全体が連動して起こる蠕動運動で、小腸内の残りかすごと腸内細菌を大腸に押し出します。
このMMCという仕組みは空腹の時間が一定程度続かないとおこりません。常に間食をしていたり、夜遅くに食べたりするとMMCが起こらずに小腸に腸内細菌が増えてしまいます。

食べ物を横取りされないように

二つ目の対策は、食べ物を横取りされないようにすることです。実はなぜ横取りされるか、まだわかっていないのですが、アレルギーが関係していると考えています。
Dr.リラ子も小腸でガスが発生する悩みを持っているのですが、その原因が卵と乳製品なのです。IgGという抗体が血液中に増えて抗原と出会うと炎症反応をおこします。その際に小腸の消化吸収機構に影響してエサの横取りを許しているようなのです。
この問題はまだ研究途中ですが、抗体検査をすると自分の体質がわかり、「呑気症」の原因もはっきりします。

呑気説に惑わされない

「呑気説」がなぜ生まれたかというと、オナラの成分に窒素が多かったということのようです。しかし窒素が多いのは腸内発酵が少ない時で、腸内発酵がおこるときは水素と二酸化炭素、人によってメタンガスが多くなります。
ということは呑気が全くないわけではありませんが、お腹が張る主な原因は腸内発酵によるガスの発生で、オナラの中に窒素が増えるのはガス交換によって呼気からの窒素が腸内ガスと入れ替わる(ガス交換)ためなのです。

精神的に弱いなんてとんでもない

便秘や下痢、オナラで悩んでいる人は精神的に弱い人だという人がいます。これは全くの濡れ衣です。オナラは呑気症とは関係ありませんし、便秘や下痢が精神的弱者がなる病気ということもありません。
便秘や下痢についてはこのブログにたくさん紹介していますので、そちらをご覧になってください。

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