空腹時をつくるのがオナラやゲップをつくらない方法(おならとゲップの原因③)

ぶくぶくと湧きでてくるおならとゲップの原因③

よく噛む以外のもう一つは・・・③だらだら食べない。空腹時をつくる。です。

2時間くらいは食べない時間を1日のうち何回かつくる。さらに夜は遅くても9時までには食べ終わり、朝まで、約10-12時間くらい食べない。これはジュースなど甘い飲み物も当てはまります。前回も書きましたが、果糖がたくさんはいっていますからね~

え~これも簡単だけど辛い・・・合間にちょっとおやつを食べたり、遅く家に帰って、ほっとおやつを食べるとか、遅くまで晩酌するとかできないなんて・・・ストレスたまりそう・・・(ノ_・。) (リラ子は晩酌しません。あこがれていますが(#^.^#))実際、つまらないなあと思って、早く寝てしまう日もあり、早寝早起き~ あれ~これも一石二鳥?(^^)

でも・・・ストレスが少したまるかもしれませんが、ぼこぼこのガスや下痢で悩んでいる方は、ちょっとやめて試してみてくださいね(^^)/

前回書いたように、人間の体の中には腸のお掃除マシーンがあって、空腹のときに、腸をクリーニングしています。それをMMC(伝播性の収縮運動、なんか難しい(^_^;))っていいます。

これは90-120分ごとに起きていて、MMCが起こらない病気の人は、食べ物のかすや小腸まで上がってきた菌を大腸まで戻すことができないから、小腸で菌が異常に増えてしまうSIBOっていう病気になってしまいます。

小腸に菌が異常に増えてしまってガスを出すのは、菌が悪いわけではなく (どこまでも菌の味方のりらこ(^O^)、折角体に備わっている腸のクリーニングができないように、いつもだらだら食べ、夜も遅くまで食べているから、クリーニングが足りなく、菌や食べ物が残っているところに、早食いで、よく噛まずに菌のエサを送り込むから。菌はわ~い!って喜んでその食べ物を食べて、ガスと酸をつくって、宿主の人間は調子が悪くなる・・・

お互い仲良く共生しているはずだったのに、負のスパイラルにはいってしまっていますよね・・・

だから、お互いのために、
・2時間程度食べない時間を何回かつくる、夜遅くまで食べるのもやめて、空腹時をつくって、腸のクリーニングをして、食べ物のカスと菌を大腸まで送る。
・さらに、早食いをやめ、1口30回以上よく噛んで、栄養を小腸に送り込まない!

この2つをするだけで、異常なガスはでなくなり、増えた菌によってできた胆汁酸や酸が原因の下痢もなくなると、論文や自分の経験からもわかりました\(^o^)/

もちろん人それぞれで、すぐにおならやゲップが出なくなる人もいるし、長年小腸で菌を飼っているので、少し時間のかかる人もいます。でも、考えたら、これはヒトという生き物として本来の食べ方ですね~反省です・・・orz

この方法はお金はかからないし、食べる量が減るから、痩せて、身も心も軽くなるおまけつき。

それと、犬もヒトと同じく、腸のクリーニングが90-120分おきにあるそうです。ペットの犬が調子悪くて、だらだら食べる子だったら、空腹の時間をつくってあげたらいいかもしれませんね(^^)/

%e7%8a%acあと、ガスがたまって、胃?小腸?が重い時は、できた酸が原因で腸が動いていない可能性もあるので、時間で無理して食べずに、1食くらい抜いて、ゲップがでて、腸が動いてから、食べることも必要です。

腸が動いていないのに、次のご飯を食べると、たとえよく噛んでいても、小腸で増えている子たちにえさをやることになるので、負のスパイラルから抜けれません。

実はこれも自分で体験して、気が付きました(^^) あ~これは小腸の子にえさをやってしまったからだ~って。

小腸と大腸の菌とガスのまとめ~
①小腸にいる菌と自分のためには、菌が食べやすい糖や炭水化物は、よく噛んで、自分で消化吸収して、菌には与えない。
②大腸にいる菌と自分のためには、分解しにくい炭水化物を食べて酸をつくらす。そのときガスはゆっくりできるので、腸が吸収できる。しかも酸性だと臭くないし、できる酸は腸の栄養になる。

一言でいうと、

大腸の子にはエサをあげ、小腸の子にはエサをあげない。

です。

今までわかってあげなくて、小腸の菌たちにごめんね~って思ってます(^^)

これで、小腸が原因のゲップやおならの防ぎかたが終了で、次は、大腸が原因の臭いオナラの防ぎ方です。ではみなさんもガスのでない快適ライフをお過ごしくださいね\(^o^)/

(追記:その後ストレスがたまらないように間食したり、遅くに甘いものを食べたりもしていますが、一度小腸の菌を減らしてゲップがでなくなり、その後も少し気を付けているので前の状態に戻っていません。大腸が原因の臭いオナラの防ぎ方は、腸内を酸性にすることです。そのためには、大腸まで届く主食の炭水化物を食べなければなりません。2017年1月6日)

筆者について

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