腸内細菌にとって、不溶性食物繊維はすみかになる

腸内細菌の立場から考える食物繊維②

さて、これからが本題です。食べるもので、うんちの硬さを操作する極意をお伝えします(^^)

①腸内細菌が食べることができる食物繊維≒水溶性食物繊維=菌が食べて酸をつくる、ウンチがふっくらする

②腸内細菌が食べることができない食物繊維≒不溶性食物繊維=菌が食べれないので、ウンチのカサになる、ウンチが固くなる

まずわかりやすいほうの

②の腸内細菌が食べることができない≒不溶性食物繊維=菌が食べれないので、ウンチのカサになる、ウンチが固くなる 」のほうから説明します(^^)/

便秘や下痢の人が食物繊維を食べるようにいわれると、この不溶性食物繊維を食べがちです。なぜなら、わかりやすいからです。

多く含まれているものは、根菜類のような硬いもの、いかにも消化が悪そうなものです。ごぼう(水溶性食物繊維も入っていますが)、レンコン、切り干し大根、玄米(米の外側)、オカラ(大豆の豆乳以外の部分)、きなこ、ドライフルーツ、干し柿、キノコ、ココア、などなどです。

ごぼうきのこ

これを腸の働きが落ちている便秘や下痢の人が食べすぎると、ヒトの腸内細菌はほとんど食べることができないので、便秘の人のウンチはますます固くころころになりつまって、下痢の人の腸には、負担がかかってますますゆるくなってでていってしまいます(T_T)

雑食性の人間のおなかの中には、硬い野菜等に入っているセルロースなどの繊維を分解できる腸内細菌はほとんどいないからです。草食動物(たとえば牛)ように、繊維をたくさん分解できる腸内細菌をたくさん飼ってはいないのです。

だからほとんどそのままで、ウンチの形をつくったり、量を増やす役目をします。これはこれで、必要です。カサになるものが少ないと、腸の壁にウンチがたまった刺激がないので、ウンチをしたくなるっていう反射がおこらないからです。*3 だから適量必要です。

さらに、リラ子の独自分類では、世の中で水溶性食物繊維にいれている海藻、こんにゃくも②にいれます。

海藻サラダsyou

なぜかと言ったら、菌が食べにくいからです。日本人は昔から海藻を食べることができる腸内細菌がいるそうです。*1でもその菌が海藻をもりもり食べて、もりもり酸をつくっているとは思えられませんし、いまのところ報告もありません。(多分少しは酢酸等をつくっていると思います)

こんにゃくの成分は、水溶性食物繊維グルコマンナンですが、これも腸内細菌が食べて酸を作っているとは考えられないです。*2 海藻はそのままでてくることをウンチで確認済ですが(*^_^*)、こんにゃくは、まだ目視で確認していないので、エビデンスはありませんが(*^_^*)

たとえ分解して酸をつくるとしても、海藻(ノリ)やこんにゃくを「主食」にして、たくさん食べてたくさんの短鎖脂肪酸をつくらせるのは不可能です。だから、こんにゃくと海藻は、①から除いたほうがいいと考えています。

その2のまとめ:
菌が食べれない食物繊維は、ウンチの形をつくって、ウンチをしたいという刺激のために必要。食べすぎは便秘にも下痢にもよくないので、適量を食べましょう~

*1 Bacteroides plebeius 少し酢酸をつくる子です。
*2なんてもよく食べるBacteroides ovatusが食べるので、少しは酸を作っていそうです。
*3さらに、大腸癌の促進物質の2次胆汁酸の濃度を薄めることもできます

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