腸内細菌の立場から考える食物繊維①(腸内フローラをよくするのは食物繊維ではない)

相変わらず腸内フローラの番組が流行っていますね~やっと時代がリラ子に追い付いてくれてきてくれて本当に嬉しいです\(^o^)/ どの番組も、腸内フローラをよくするためには、食物繊維を食べるように勧めていると思いますが、実は、善玉菌と呼ばれている乳酸菌とビフィズス菌は、ほとんどの食物繊維をほとんど食べることはできません。*1

それに、人間の都合でわけている水溶性食物繊維と不溶性食物繊維も、菌の立場で考えると少し違う。腸内細菌にとっては、水に溶けるとけないよりも、自分が食べれるものかどうかのほうが大事です。そりゃ~そうですよね~ 菌にとっては自分が生きるか死ぬかの問題ですから(^^)

そして、腸内細菌と人間の両方のためには、腸内フローラの中では、「菌が作ったもののリレー(短鎖脂肪酸)」ができるかどうかが要です。(これ、かなり重要ポイント)

ということで、腸内細菌を研究したものしか気が付かない「腸内細菌のほうからみた食物繊維」について書くことにしました(^^)/

食物繊維は、人間の都合で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維にわけています。字のごとく、水にとける食物繊維と水に溶けない食物繊維です。でもおなかにいる菌にとっては水にとけるかとけないかはあまり関係ありません。自分が食べられるかどうかだけです。なぜかといったら、腸内細菌にとっては、人間が消化できなかったものが唯一のご飯だからです。彼らは、それを食べて、分解したり、短鎖脂肪酸をつくったり、自分の複製を増やしたりして生きていきます。さらに、つくってくれた短鎖脂肪酸が、他の腸内細菌のエサになったり、人間の大腸の細胞を増やすときのエネルギーになったりしています。(できたもののリレー)

だからおなかのなかの腸内細菌と人間は、持ちつ持たれつの関係(共生)で、腸内細菌に、人間にとっていいことをしてほしいならば、彼らは自分でエサを食べに体の外にでていけないので、人間が、腸内細菌にとっていい食べ物を食べてあげないとならないわけです。

それもただ食べればいいというものではありません。人間の体で消化できないような、体の奥の奥の大腸まで届くようなものを食べないとなりません。人間の体で、消化しやすい肉や砂糖や精製された小麦を食べても、大腸まで届かず、腸内細菌のエサにならないので、腸内細菌と人間が仲良く共に生きることはできないのです。

ブログから腸

じゃあ、何を食べればいいの?っていうことですが、昔から主食として食べてきている「米、豆、イモ」です(^^)/

米豆イモ

これらには、人間の体で消化できない炭水化物とタンパク質が入っています。難しい言葉でいうと、「難消化性の炭水化物とタンパク質」です。これをまとめて、食物繊維と呼んでます。

米、豆、イモには、この消化しにくい(難消化性の)炭水化物やタンパク質の両方がバランスよくはいっています。人間にもタンパク質と炭水化物が必要なように腸内細菌が生きていくためには、タンパク質と炭水化物は必要なのです。

だから、糖尿病などでお医者さんに炭水化物制限をされている以外の人が、炭水化物抜きダイエットなんかしたら、自分の体だけでなく、腸内細菌も死んでしまいます。最近の、便通だけではない様々な病気の原因はこれだと考えています。炭水化物抜きダイエットは、腸内細菌にとっても、人間にとっても、両方の死活問題なんです(T_T)

ということで、今日からすぐにできる健康法は、「米豆イモを、腸内フローラのために食べてあげる」ことです。「情けは菌の為ならず」(食べた人間にもかえってきますよ~)(^^)/

その1のまとめ:
いい腸内フローラにするには、いい腸内細菌のエサになるものを含む米豆イモを食べなければならない。

*1:ビフィズス菌はオリゴ糖は食べることができる。一部のビフィズス菌ではデンプンも食べることができる

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