オナラのご質問が非常に多いですね。
悩んでいる方は外出もままならないので、本当に深刻です。

腸が過敏になってストレスを感じやすくなることがあります。それが過敏性腸症候群(IBS)です。腸に酸がたまって、オナラが大量に発生します。IBSには下痢型、便秘型、混合型がありますが、オナラが大量に発生するのは下痢型、おなかにガスがたまって苦しいのが便秘型と考えられます。

この二つは似ていますが原因が異なります。オナラが大量に発生するのは腸のなかで炭水化物が腸内細菌に出会ってガスを発生するからです。お腹にガスがたまって苦しいのは、腸が変形してガスが抜けずにたまってしまうからです。後者については別の機会にお話しします。

前者のオナラは、特有の臭いがするはずです。これは腸内に乳酸やコハク酸がたまった状態で、慢性的な下痢症状となります。多くの場合、腸壁がゆるくなってバリア機能が低下し、腸内の食品が体内に侵入して過敏症になっている場合が多いです。

ストレスでお腹を下すのは、動物としてごく自然の現象です。ましてや腸が過敏になっている状態ですので、ご自分の性格や体質のせいだと自分を責める必要はありません。ストレスが原因ではなく過敏になっていることが原因なのです。

過敏になった腸の健康を取り戻すには、2つのステップが必要です。最初のステップは過敏になっている原因の食物を探すことです。できればIgG食物過敏症の検査を受けてみることをお勧めします(→アンブロシア、ちなみに当社の社長は96品目中76品目に過敏症がありました)。

検査は受けずにご自分で調べることもできますが、過敏症は原因の食物を食べてから時間がたって症状が出ますので、調べるのにコツがいります。詳しいことはリラ子のブログ(→こちら)を参考にしてください。

あやしい食物をやめてみてオナラが出るかどうか観察します。原因がわかったら3週間くらいやめてみて、様子を見ながら戻してみてください。原因がたくさんある場合は順番に行います。

また、食事を規則正しく、空腹の時間を設けて、就寝前2~3時間くらいは何も食べないようにするなど、基本的なことも実行してみてください。

次は腸を元気を維持するステップです。ライラック乳酸菌スタンダード(カプセル)は、腸内フローラを整えることで、腸の中にたまった酸が少なくなり、過敏さが取れて腸の元気を維持します。二つのステップは同時に進めてかまいません。

前述のように、ガスは腸内細菌がつくりますので、ガスの発生を嫌がって食べないでいると、腸がさらに弱って悪循環になってしまいます。

少し時間はかかりますが、腸内フローラを整えて、ガスの発生をできるだけ少なくしながら、腸を元気にするように頑張ってみてください。酸の臭いは腸が吸収しますので、臭わなくなります。

 

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