「ミトコンドリア」って高校の生物で、細胞の中にあって私たちが生きているエネルギーをつくっているラグビーボール状のものだっていうざっくりした認識しか持っていませんか?
こんな感じ↓大事に持っている「フォトサイエンス生物図録(数研)」から
大学で電子伝達系とか習いましたけど難しくて全然わからず、さらに私は高校で生物を教えていたにも関わらず、そんなざっくりした知識でした笑
ところが、今回調べていくうちに、ミトコンドリアの驚く姿がみえてきて、なんと「ライラック乳酸菌のライラちゃんがつくる細胞外小胞(EV)」が「ミトコンドリアを元気にする」ことがわかったのです!
ライラちゃん!すごいな。やっぱり、「人類を救いたい!」と強く思っていたら、授かるものなのですね!
ミトコンドリアのすごいところは
①ラグビーボール状ではなく、細胞に1個でなくてたくさんあった
たいていこんな絵だったので、ラグビーボール状のものが数個あると思ってましたが、
「フォトサイエンス生物図録(数研)」から
ひも状でたくさんうじゃうじゃいました。黒く抜けているところが核で、周りにある赤くてひも状のものが「ライラちゃんEVで染まったミトコンドリア」です。(ライラちゃんEVがミトコンドリアの中に入った証拠写真です)
②ミトコンドリアは昔々は細菌でライラちゃんの仲間だった!
高校で教えていた時の資料集(2000年)に、共生説のことが書いてあって、「細菌がアメーバー状生物に入って共生して、真核生物(私たち)のミトコンドリアになった」と書いてあって、本当かなと思いながらも、本当だったらすごいなって思っていましたが、今では定説です。そういえば細菌とミトコンドリアの大きさも同じです。
「フォトサイエンス生物図録(数研)」から
Archibald J. Endosymbiosis and Eukaryotic Cell Evolution Curr Biol. 2015;25:R911-21.
下に論文の絵を貼っておきますね。ちなみに植物細胞にはいっている葉緑体はシアノバクテリアという葉緑素をもって光合成ができる細菌です。すごいな、細菌!
③ミトコンドリアは常に分裂と融合を繰り返していて、近くの細胞にミトコンドリアが移動したり、ミトコンドリアのEVを出したり取り入れたり、実は活動的だった!
教科書のミトコンドリアは動いていないので笑、動かないものだと思っていましたが、生きた細胞で観察したところ(上の赤い写真)、ひも状のミトコンドリアはうねうね動いてました。やっぱり元細菌だったのですね。論文の図も下に貼っておきますね。
Liu D et al. Intercellular mitochondrial transfer as a means of tissue revitalization. Signal Transduct Target Ther . 2021;6:65.
④ミトコンドリアはエネルギーを作る最前線なので、酸化されやすく壊れやすかった!
そういわれたらそうでした。酸化が体に非常に毒なのに、エネルギーをつくるときはどうしても酸素が関係あるから酸化されやすく、細胞の中のミトコンドリアは体を張って、私たち個体にエネルギーをつくってくれて、それで酸化して機能が落ちたミトコンドリアは自爆(マイトファジー)を選んで死んでいくのです。元細菌のミトコンドリア、けなげだな。
⑤ミトコンドリアは、元々細菌なので、自然免疫系に感知されて炎症反応を起こすなど、自然免疫誘導の中心だった!
ミトコンドリアが酸化して壊れてしまったり自爆して自らを壊してしまうと、それを察知した免疫の最前線のマクロファージがいろんな炎症物質(サイトカイン)を出して、炎症が始まり、体は火の車状態になってしまい、慢性炎症の原因になります。アレルギーも炎症の一つです。アレルギーないから大丈夫と思っている人、老化も炎症の一つです。生きている限りみんな炎症が進んでいくのです。すごいな、ミトコンドリア、元細菌だから免疫のかなめでもあるんだ!
Rongvaux A. Innate immunity and tolerance toward mitochondria. Mitochondrion 2018;41:14-20.
⑥ミトコンドリアは「細胞死判決の裁判官と死刑執行人」という論文のタイトルにもなってる!
ミトコンドリアがその細胞が死ぬかどうかを決めて、そして自分の手で細胞を殺してしまう!細胞死んだら、個体も死んでしまうから、結局私たち動物は、元細菌のミトコンドリアに「生死」を握られていたんですね。すごいな、ミトコンドリア。
Bhola PD and Letai A. Mitochondria-Judges and Executioners of Cell Death Sentences. Mol Cell. 2016;61:695-704.
結論:元気でピンピンしているためには、ミトコンドリアの元気が決め手になる。今まで知らなくて60年も生きてきてごめんなさい。ミトコンドリア。
では、どうしてライラちゃんEVがミトコンドリアを元気にするかといったら、
「ミトコンドリアの生死を決める大事なリン脂質」をライラちゃんEVが持っているからなんです。
すごいぞ!ライラちゃんEV!
このリン脂質は菌の種類によって違っていて、ちなみにヨーグルトに使われる乳酸菌にはほとんど含まれていません。EVのリン脂質を調べることが難しいのでまだ論文もほとんどない状態ですが、ここまで多い細菌はライラちゃんEV以外にはないはずです。だってほぼ100%♡
*まとめると、
「ライラちゃんEV」がミトコンドリアの中にはいって、ミトコンドリアの生死を決める大事な成分を補給して、ミトコンドリアが元気になるので、細胞も体も元気になる。
細胞が元気になった証拠写真↓
元々ミトコンドリアはピカピカしてなかったのが元気になってピカピカになった
そんな“世界初”の画期的な「ライラック乳酸菌EV」を発売に先駆けてクラウドファンドすることにしました。あとで購入するときよりもお得になりますので、この機会にぜひお試しください。さらにクラウドファンド購入者の方の先着200名に、製品をお送りする前に、モニター用試供品を送らせていただきます。ケチケチせずに1か月分です。かなりお得になりますので、この機会にぜひお試しください。詳しく決まりましたら、HPに載せます。大体7月下旬予定です。
「人類も(ワン類もニャン類も)救いたい!ライラック乳酸菌第二弾」です。よろしくお願いします(^^)/
(第1弾はもちろんライラちゃん本体の「ライラック乳酸菌」です。これで両方が揃いました\(^o^)/)
詳しくはこちら
https://arterio.co.jp/2023/05/15/ev-revolutionizes-health-7/
社長のnoteも始めました
EVのことを詳しく書いています
https://note.com/miwa_arterio/n/neb04134a6e69