乳酸菌製剤(ビフィズス菌を含む)には、乳酸菌だけでなく保護剤や賦形剤などが含まれています。保護剤は乳酸菌を乾燥するときに菌が死なないように保護するもので、賦形剤とは添加剤の一種で、取り扱いや成形のために使われます。乳酸菌はすごく小さいので、重量ではほとんどが保護剤などの他の材料です。乳糖やデンプンがよく用いられます。

乳酸菌製剤には保護剤、賦形剤以外にも、作用の補完のために乳製品やオリゴ糖、食物繊維が入っていることがあります。

ご質問の体質に合う合わないの話は、これらの乳酸菌以外の材料が合わないケースが多いと考えています。日本人の80%以上は乳糖不耐で、乳糖を摂り過ぎると下痢になる場合があります。乳製品アレルギーも多く、これらの本来必要ない材料が入っていないか、チェックするといいと思います。