子供の便秘は社会問題となっています。泣き叫ぶ子供に対してお母さんはどうすることもできない。一緒に泣きたい気分。
子供の便秘は、そもそもお母さんの便秘が原因という場合があります。子供はお母さんの産道を通るとき、大量の細菌を飲み込みます。産道の細菌は腸内細菌と関連していますし、ウンチまみれで生まれてくる子も多いのです。子供はお母さんの腸内細菌をたくさんもらって人生を出発します。
しかし帝王切開であったり、清潔に気を遣うあまり消毒しすぎると、せっかくのお母さんの贈り物が赤ちゃんに届きません。
また人工乳には免疫物質が含まれないので、できれば母乳を与えたほうがいいといわれています。
とはいってもそうせざるを得ないことがほとんど。便秘になってしまってからでは遅いのかというとそうではありません。
やることはお母さんも子供も同じです。腸の奥に届く乳酸菌で短鎖脂肪酸をつくることです。
これによってりっぱな大腸が育ち、蠕動運動が盛んになります。