開発者 Dr.リラ子の素顔

ライラック乳酸菌の開発を主導したのがDr.リラ子。北海道大学でオリゴ糖や腸内細菌の研究をして博士号を取得。ライラック乳酸菌こと「ライラちゃん」の母を自任する元気な女性です。

 

ウンチで明け暮れた修業時代

「ウンチ好きだよね~」といわれて、・・・

39歳で大学に戻って腸内細菌の研究を再開

たまたま大学の近くに住んでいたこともあって、教授から誘われるまま大学に戻って、研究生活が始まりました。
学生時代に習ったのは菌を増やして研究するオールドバイオでしたが、16年ぶりに研究の世界に戻った時には、ニューバイオの世界になっていました。
ニューバイオというのは腸内細菌のDNAをシーケンサーという機械で一気に調べます。教授が時代に先駆けてシーケンサーを買ってくれたので、リラ子は機械のお世話係をしながら、すごいスピードで研究を進めていきました。

世界初の腸内細菌をいくつも発見

リラ子の特技は菌と機械の気持ちがわかること。調子の悪い機械も夜、添い寝してお願いすると、機嫌よく働いてくれました。
それで世界初の腸内細菌をいくつも発見して論文をたくさん書いて博士を取りました。
腸の中でできる悪玉物質の二次胆汁酸の研究もしました。腸内を酸性にすると二次胆汁酸ができないことを発見して、世界初のデータを発表しました。
リラ子は腸の中で起こるいろいろなことを知ってしまいました。リラ子は自分の成果に戸惑いながら、これをみんなに知らせないといけないと思うようになりました。

安心して摂るには安全性の高いものを

また本当に役に立つ菌は、安全で多くの人に受け入れられるものでないといけない、という思いが強くなりました。
多くの乳酸菌はヒトの便からとることが多く、嫌な人もいるだろうし、食経験がなければ安全とは言えないからです。

 

オカラと相性のいい乳酸菌はないか?

国の研究所でオカラの研究をしていた社長に呼ばれたのが2006年でした。

オカラプロジェクトでいろいろな菌を試す

社長はその頃、札幌の国の研究所でオカラの研究をしていました。オカラの可能性をバイオ技術で広げようとしていたのです。

熱に強い乳酸菌を探せ

社長の「熱に強い乳酸菌はないのか」の一声で、ライラ・プロジェクトは始まりました。
リラ子はどんないい乳酸菌でも安全性が証明できないと使えないし、イメージが良くないと多くの人に受け入れられないと思っていました。
いろいろ考えた末、「そうだあの子なら強くて安全だ」と思い立ちました。
リラ子は菌の気持ちになることができたので、ライラックの花に狙いを定めて、ライラック乳酸菌(ライラ)を採ることができました。

絶対に食中毒菌の発生を許さない

簡単なようですが、菌を採るのは人の出会いと同じで一期一会。まさに奇跡的な出会いでした。
ライラは高温が好きなので、培養中に食中毒菌は絶対に生えません。そういうことを意図して採ったのです。
そしてオカラと一緒に高温で乾燥するので、全工程で食中毒菌の心配がないのです。

リラ子式便性チェックシートで便通改善

Dr.リラ子オリジナルの便性チェックシートは健康管理にもなります。

便の色、形、臭いで腸内細菌叢を診断できる

腸内フローラの研究者は、便の色や形、臭いで腸内の状況を調べることはありましたが、その基準はまちまちでした。
リラ子は以前の研究で、腸内の腐敗物質とpHの関係を調べていたので、危険ゾーンのpHがわかっていました。
便の色は黄色いほどpHが低くて酸性を示し、黒っぽいほどpHが高くて腐敗物質が増えていきます。

ウンチカラーチャートで健康チェック

リラ子は急に腐敗物質が増えてくるpHの色をカラーチャートの真ん中にすることにしました。そしてpHのカラー見本をつくるために、自分でウンチ液をつくって色を決めました。社長もせっかく調子がよくなっていたのに、ライラ断ちをして悪いウンチに戻してからサンプルをとられました。

超悪玉 二次胆汁酸に注意

二次胆汁酸というのは、消化液の胆汁中に含まれる胆汁酸が腸内細菌によって変換されてできる悪玉物質です。大腸の奥でできやすく重大なトラブルの原因になります。
リラ子は大学で研究中に腸内pHと二次胆汁酸の割合を評価して論文にまとめていました。

日本人には日本人の食生活

最近、リラ子が気になっていることは、果たして日本人の腸内細菌叢はこれでいいのだろうかということです。

日本人の腸内細菌叢は世界一(だった)?

日本人の腸内細菌叢は、善玉菌のビフィズス菌が特別に多い民族です。これは永年の日本食の影響を受けているものと考えられます。
ところが今の日本では、高脂肪食が多いうえに、お米をあまり食べない人が増えています。
日本人の腸は米などの主食が支えてきたのに、それが急に変わってしまった。それで調子の悪い人が増えているとリラ子は考えています。

“菌活”は”腸育”―腸内細菌で腸を育てる発想

腸内細菌は母方のルーツから引き継がれます。ですので自分の好みで食生活を変えてしまうのは危険な面があるのです。
糖質オフなどの極端なダイエット法に頼らずに、バランスよく食事をとるのが良く、特に米・イモ・豆などに含まれている炭水化物を摂ることで、腸内細菌にもエサを与えることができます。
”菌活”の目的は”腸育”なのです。

個人差の拡大がトラブルを生んでいる

便の検査をしていたときに、すごーく臭いサンプルが5割程度以上ありました。つまり腐敗物質がたくさんできている人がそれだけいるということです。
そういう人が自分で気づいて腸内フローラのケアをすると生活習慣のトラブルも減るのではないかとリラ子は思っています。

Dr.リラ子こと南田公子

いま日本人に一番必要なものは元気な腸かも

ライラック乳酸菌を開発して、リラ子自身も腸の健康を維持することの大切さがわかりました。
リラ子の新しい目標は世界中の人に”腸育”を広めることです。