開発秘話 オカラの研究から腸内フローラ改善のヒント

開発の出発点は、実はオカラの研究でした。大豆は日本人の体にあった、貴重な栄養成分を含む食品素材。その成分のオカラと乳酸菌を一緒に乾燥することで、オカラのカプセルに囲まれたライラック乳酸菌ができました。

前代未聞! オカラの可能性大調査プロジェクト

オカラの力を侮ってはいけません。研究すればするほどオカラの隠れた力がわかってきました。

オカラの可能性を調べ尽くせ

2008年10月、経済産業省の委託研究プロジェクトでオカラの研究がスタートしました。
オカラにいろいろな菌を植えて、その活用法を検討するというものです。10種以上の菌をオカラで培養して、活用法を検討しました。

ライラック乳酸菌の誕生

その研究の最後に登場したのがライラック乳酸菌でした。ライラック乳酸菌は「芽胞」というタネのようなものをつくる特別な乳酸菌(有胞子性乳酸菌)です。
ライラック乳酸菌は特に熱や酸などに強い菌を選りすぐってライラックの花から採りました。
最初はオカラで固体培養する方針でしたが、スケールアップが難しく、液体培養に変更することにしました。

オカラと相性が抜群のライラック乳酸菌

ライラック乳酸菌とオカラの相性は抜群でした。
オカラにはもともと健康に良い成分がたくさん含まれています。ライラック乳酸菌は納豆菌の仲間(バチルス属)なので、大豆のたんぱく質を好んで食べました。
腸の中でもオカラの成分を食べて活躍してくれることが期待できました。

あまりにも良すぎるのはなぜだ

最高を目指したプロジェクトでしたが、困ったことが起こりました。想定以上に作用が強すぎるのです。

超強力なライラック乳酸菌の秘密

Dr.リラ子が確認のため、つくったばかりのライラック乳酸菌を自分で飲んでみました。普通の乳酸菌ではたいてい10億個くらいは必要ですので、10億個分のライラック乳酸菌の粉を飲みました。
そうするとびっくりするような、真っ黄色のバナナウンチになってしまいました。
えーなんでこんなに変わるの~。

オカラが意外な作用を発揮

オカラは乳酸菌を抱くような形で、しかも菌の栄養となる大豆成分を含んでいます。
そのため、腸内で目覚める割合が、単独の場合に比べて3倍以上高くなることがわかりました。さらに腸内の他の善玉菌を活性化して体に良い酸(短鎖脂肪酸)をつくっていることもわかりました(動物試験の結果)。

ライラック乳酸菌+オカラカプセルで腸の奥まで善玉化

ライラック乳酸菌は、胃酸ではほとんど死なずにほぼ100%が腸に届きます。そしてオカラがカプセルとなって住家と栄養を提供するので、少ない菌数で大きな作用を発揮することが可能になったのです。
さらにオカラカプセルの作用で、腸の奥まで生きて届いて、腸内フローラの悪玉化を防ぐことがわかりました。

腸内フローラは善/悪のシーソーゲーム

腸内フローラの善玉、悪玉とはどういうことでしょう?

便秘の原因は腸内フローラの悪玉化

いま「便通」で悩んでいる人が非常に増えています。
腸内フローラが悪化すると便秘の原因になります。特に大腸の奥は悪玉化して腐敗物質ができやすく、いろいろなトラブルの原因になります。

ライラック乳酸菌は腸内フローラを善玉化する

研究の途中3年間、豚にライラック乳酸菌を与えて、肉質の変化を調べました。豚の肉質は腸内フローラの状態によって大きく変わり、特に肉の臭みは腸内の腐敗物質によって変化することがわかりました。
ライラック乳酸菌を与えた豚は、腸内を善玉化する事で肉質が劇的に向上したのです。

保護猫の命を救った

これはずっと後になってからの話ですが、捨て猫の保護を行っているボランティア団体の方が、生死の境をさまよう子猫たちにライラック乳酸菌を与えたところ、奇跡的に生還したそうです。
獣医も投げ出すような子猫を救ったのも、腸の元気を維持するライラック乳酸菌の力だったのです。

周囲に後押しされてステップアップ

最初はひっそり行っていた研究でしたが、・・・

自分たちを実験台に検証

Dr.リラ子は乳製品アレルギーがあったため、自分にも飲める乳酸菌サプリメントを開発するという基本方針がありました。
社長もいろいろなものに食物過敏があって、お腹がゴロゴロする悩みがありました。
試してみると作用が安定しません。いろいろ条件を変えると腸の中での働き方がわかってきました。

臨床試験から論文投稿、さらに認証と届出

ちょうどライラック乳酸菌の開発がひと段落したころ、北海道情報大学(江別市)でヒト介入試験を実施していただくことになりました。
被験者297名のプラセボ対照ヒト介入試験を実施しました。その結果を論文にまとめました。
その結果を使って、北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)の認証を6製品で受けました。
さらに今回、消費者庁の機能性食品表示制度の届出を3製品で受理されました。

どんどん広がる「ライラの輪」

オカラの研究から始まったライラ・プロジェクトは、動物試験やヒト介入試験などを経て、多くの方に使っていただけるようになりました。
さらに「ライラの輪」は広がりを見せています。これからのライラック乳酸菌にご期待ください。