アテリオ・バイオ(株)は腸内フローラの研究を通して、皆様の「真の健康」の実現をサポートします。

フローラケア

腸内フローラは健康の要

zenaku_150腸内細菌の集まりを腸内フローラといいます。腸内細菌には善玉菌と悪玉菌(と日和見菌)があると説明されることが多いのですが、これはあまり正確な言い方ではありません。

乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌として知られていますが、それ以外の菌は善玉菌と悪玉菌の両方の顔をを持っている場合が多いのです。

それではどういう時に善玉菌になって、どういう時に悪玉菌になるのでしょうか。それは腸内の酸性度(pH)なのです。腸内が酸性だと、酸をつくって腐敗物質をつくらなくなります。逆にアルカリ性だと腐敗物質をつくってしまいます。

善玉菌が酸をつくり、悪玉菌が腐敗物質をつくると説明した方がわかりやすいし説明しやすいので、そういう言い方をしますが、実際には同一の菌である場合があるのは前述のとおりです。

善玉菌がつくる酸で重要なのは、酪酸、酢酸、プロピオン酸(短鎖脂肪酸といいます)です。これらは腸の栄養になったり免疫を正常に保つなど、ヒト(動物)が生きていくうえで欠かせない成分です。その中で酪酸が最も重要です。

一方、悪玉菌がつくる腐敗物質にはインドールやスカトール、硫化水素などの臭い物質が多く、二次胆汁酸(DCAなど)のような超悪玉物質も含まれます。

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ウンチを見よう! ウンチで健康チェック

chounai_150ウンチは腸内環境を表しています。赤ちゃんのウンチは黄色で酸っぱいにおいがします。大人になると黒くてくさいウンチになります。これは赤ちゃんのウンチには善玉菌がつくった酸が多く、逆に大人のウンチには酸が少なくて、悪玉菌がつくった臭い腐敗物質が多いためです。

ウンチの色は酸性度(pH)を表していて、黄色いウンチほど酸性でよい状態を示しています。黒いウンチはアルカリ性で、腐敗物質が多い状態です。

あなたはどのタイプ?

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最も理想的なウンチは「②黄褐色のバナナ」です。理由は腸内が適度な酸性に保たれて、腸の栄養である酪酸がよくできるからです。

黒いウンチは酸が少なくて腐敗物質ができている可能性が高く、二次胆汁酸という超悪玉物質もできる比率が高くなります。また腸内でながく滞留して固くなってしまいます。

また①の黄色で水状の人は、酸性になりすぎて酸がたまっている場合があります。このような場合は慢性的な軟便になることが多いです。

機能性便秘とは、大腸に異常は発見できないが機能低下を起こして、排便の量や回数が減少するものいいます。同様に、機能性下痢や便秘と下痢を交互に繰り返すタイプなどもあります。

腸内をきれいにする秘訣は?

chounaikankyou食べ物は時間がたつと腐ります。腸内でも同じことです。腸内発酵は主に大腸で起こります。大腸は通常、小腸を取り囲むように「の」の字の形をしています。ヒトの場合、上行結腸で発酵がおこり大量の酸をつくりますが、先に進むにしたがって酸は使われて少なくなってしまいます。

腸の奥、つまりS状結腸や直腸では腐敗状態になりやすく、大腸がんの7割は腸の末端で起こっています。腸内でできた腐敗物質は肝臓や肺など他の臓器に障害を与えることがわかっています。

腸内をきれいにする秘訣、それは腸内を適度な酸性に保つことです。特に腸の奥では腐敗しやすいので、腸の奥が大切なのです。

腐敗物質ってなに?

大腸の中にウンチが長時間たまっていると、腐敗菌が腐敗物質をつくります。成分はアンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、アミン(発癌物質)などで、これらは毒性の物質があり、腸管から血流にのって全身を巡ります。また、腐敗菌の一部は胆汁酸を二次胆汁酸に変換するものがあります。二次胆汁酸は強力な発癌促進物質で、大腸癌増加の原因とみられています。大腸の出口付近が最も腐敗物質の多い場所となり、大腸癌発生の7割がS状結腸と直腸で占めます。

二次胆汁酸とは

胆汁酸は胆汁のなかの成分で、脂肪を吸収しやすくする消化液です。肝臓で合成されて十二指腸に分泌され、小腸で脂肪の消化吸収が行われたあと、大腸に入る前にほとんどが血中に回収されて肝臓に戻ります。一部は大腸に流れ出て、腸内微生物に変換されて二次胆汁酸になります。胆汁酸自体に生物毒性があるため、小腸では腸内細菌はほとんど活躍できません。大腸に入ると胆汁酸が少ないので、腸内細菌は一気に活躍できるようになります。最近、高脂肪食によって胆汁分泌量が増え、胆汁酸の影響で腸内細菌叢が変化したり、肝臓にも影響があることがわかってきました。二次胆汁酸は発癌促進物質で大腸癌や肝臓癌、肺癌などを促進することがわかっています。

ウンチの色はなぜ変わる?

ウンチの色はビリルビンという色素が決めています。ビリルビンは酸性では黄色で、pHが上がるほど黄褐色から黒っぽくなっていきます。またアルカリ性になるほど腐敗菌が活発になって、腐敗物質や二次胆汁酸をつくるようになりますので、ウンチの色や臭いによってだいたいのpHや腐敗物質の量を知ることができます。

腸内の滞留時間

食物が消化管を通過する時間は、人やその時の状況によって違いますが、概ね24~72時間です。その大半の16~64時間は大腸で費やされます。滞留時間が長くなると水分や酸を失って、腐敗しやすくなります。食物繊維は大便の量を増し、滞留時間を短縮しますので、腸の病気を予防するのに重要な役割を果たします。

ROMEⅢ診断基準とは?

機能性便秘の定義として、機能性消化器疾患の国際的部会によって定義されたRome Ⅲが国際的に提唱されています。排便回数が週3 回未満、硬便が排便時の25 %以上、用指的排便(指でほじる)が25 %以上、怒責(力むこと)・残便感・閉塞感が排便時の25 %以上、などが機能性便秘の診断基準となっています。

糖質制限は正しい?

糖質オフダイエットで、ご飯などの糖質を摂らないと、難消化性の糖質も不足してしまいます。便秘解消のためには少なくとも食物繊維を20g 以上摂ることが必要といわれています。この量を食物繊維でとることは不可能であり、量的に多い難消化性デンプン等で摂ることがお勧めです。難消化性デンプンはご飯やイモ類などに多く含まれており、冷めると量が増えるので、冷や飯やマッシュポテトなどが最適です。

機能性便秘とは

大腸に異常がないのに便の回数や量が減少することをいいます。機能性便秘には様々な原因が考えられますが、偏った食事や不規則な生活といった生活習慣の乱れが大きく関与していると言われています。 欧米型の高脂肪食の増加や食物繊維を摂らなくなったことなども原因のひとつです。

乳酸利用とは

ヒトは乳酸を利用することができません。腸内細菌が酪酸などの別の酸に変えることで利用できるようになります。慢性の下痢は乳酸などがたまった状態です。乳酸菌がつくった乳酸を別の腸内細菌が酪酸などに変えることでヒトの体が維持されています。酪酸は腸の栄養で、酪酸が不足すると大腸のバリア機能が低下して、アレルギーなどの原因となります。

腸内環境と病気の関係

この50年間で大腸癌による死亡者数は約10倍になっています。男女とも死亡原因の第1位が癌ですが、女性の場合は大腸癌が癌による死亡の第1位となっています。また禁煙者でない肺癌や、アルコール性でない肝炎から肝臓癌に進展する例が増えています。動物実験では大腸で発生した二次胆汁酸が肺癌や肝臓癌を強力に促進することがわかっています。

慢性下痢の原因

大腸内では乳酸菌やビフィズス菌などが食物繊維を分解して乳酸や酢酸などをつくります。ヒトは乳酸を吸収・利用することはできません。別の腸内細菌が酪酸などに変換することによって利用することができるようになります。いったん乳酸やコハク酸が腸管に蓄積しだすと蓄積が加速します。慢性の下痢では乳酸やコハク酸の蓄積がおこります。この場合、大腸の栄養として必要な酪酸がつくられなくなるので、大腸粘膜の正常な機能が保てなくなります。大腸で酪酸をつくるようにすると大腸上皮細胞数が増加したり、水分や無機塩類の吸収、粘液の分泌など大腸粘膜の大切な機能として働くことがわかっています。

腸管バリア機能とアレルギー

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